レッスンフィーは上がる?下がる?

レッスンフィーは上がる?下がる?

今回はインストラクターを目指す方には気になる収入について説明します。

憧れの仕事だと思いますが、実際の給料が不透明な部分も多いと思います。

また、上下幅はクラブによって異なりますが、あくまで成果報酬です

当然上がることもあれば下がることもあります。

そんな収入事情やフィーの決め方についても説明していきます。

 

レッスンフィーとは?

まず言葉の紹介。

普段生活していたり、一般的なサラリーマンには聞きなれない「フィー」という言葉。

レッスンを行うインストラクターは時給で働いているわけではなく、

1レッスンに対しての成果報酬が与えられ、これを「レッスンフィー」と呼びます。

以前も軽く触れましたが、2,000円のレッスンを週10回担当すれば20,000円という形ですね。

これをもらって生活していくわけですから、

フリーインストラクターにとっては大事な言葉になります。

 

まずはオーディション!

最近はスポーツを仕事に!!ということで非常に多くの専門学校が

インストラクターの養成に力を入れています。

とはいえ専門学校や養成コースを出ただけではお仕事はありません。

先生の紹介で決まることもありますが、本数が少なくそれだけでは食べていけません。

まずは「営業活動」からです。

自分が入りたい施設に電話をして、空き枠があるかどうかを確認します。

履歴書を送ったり、エントリーします。

大型のオーデションをやっている事もありますので、要チェックです。

オーディションといってもインストラクターは基本的に技術職です。

 

面接して、筆記試験をして、また面接して・・・・・。

 

そんなことはありません。

 

決められた時間と場所に行って、数十分実際にレッスンを行います。

もちろん相手はお客さんではなく、スタッフさんや担当者の方です。

そこで実際にレッスンを見てもらい合否がでるというシンプルなシステムです。

またはすぐに枠がない場合はウェイティング状態として、空き枠が出れば連絡が来たります。

 

スタートレッスンフィー

さて、オーディションにも合格し、いよいよレッスン開始!

気になるのは「レッスンフィー」ですよね?

アルバイトで働くと最初は「研修時給」になりますよね。

様々な仕事を覚えて、研修が明けて正規の時給になるわけです。

しかしインストラクターは特段の事情がない限りは、

「研修」や「お試し」のようなことはありません。

上で書いたように合格して自分の担当枠をもらったら1回目からプロでなくてはいけません。

もちろんある程度の経験が加味されたりすることはあると思いますが、

あまり期待はしない方が良いと思います。

実際の金額は、施設のある地域にもよりますが、都市部だと3,000円から4,000円ぐらいが相場です。

とはいってもこの金額に交通費が含まれている場合や別途支給される場合もありますので、

この差は大きいです。(多くは交通費込みですが)

 

フィーは上がるの?

はい、上がります。

が、当然逆に下がる場合もあります。

あくまで「成果報酬」

どんなレッスンでもよほどコアなカテゴリーでなければ、最初は人がたくさん入ります。

どんな人かな?どんなレッスンかな?と物珍しい感じで入ってくれます。

(若造だった自分でも最初のレッスンは定員になりました。)

ですが、これが継続できるかどうかは大きな問題です。

まず第一にたくさんの人がコンスタントに参加する「集客率」がフィーに大きく響きます。

しかし・・・。

施設が混み合っている時間と空いている時間ではどうやっても比較対象にはなりません。

曜日、時間、来館人数など総合的に評価した上での集客率になります。

 

 

査定とは?

集客率は数字で表せますが、それだけでは評価しきれません。

施設によりますが、3か月 or 6か月に一度担当者が

実際にレッスンを見るためにスタジオに参加します。

そこで、技術や立ち振る舞いなどを見られます。

それをポイント化し、集客率のポイントと合わせて評価をされます。

当然レッスンを見られたあとに簡単な面談もあります。

基本はレッスン・集客率により評価をされ、施設が決めているポイントに応じてフィーが上がります。

 

 

 

昇給!

さて、査定が終わり、担当者がポイントを集計して、いよいよ運命の分かれ道。

実際の昇給額は・・・・・・・・・・。

 

数十円~200円以下でしょう。

 

え、安くない?

 

はい、こんなもんです。

むしろ上限は高めに言いました。

基本は数十円と思ってください。

仮にスタートが3,000円で3か月に一度50円上がると、1年後は1レッスン3,200円になりますね。

安いと思った方。

3,000円で1日2レッスン、週5日働いて10レッスンとすると、

(3,000円 × 2レッスン)×5日  = 30,000円

(3,200円 × 2レッスン)×5日  = 32,000円

月にすれば8,000円も違います。

このご時世1年で月8,000円も昇給するのは大企業ぐらいじゃないですか?

さらにレッスン時間は60分ほどです、時間給として計算すればかなりの高給取りです。

 

降給・・・。

上がる人がいれば下がる人も当然います。

金額は昇給よりも少な目ですので急にガクッと下がる可能性は少ないです。

降給の主な要因は

 

①集客率が悪すぎる

②開始時間に遅刻、レッスンの終了時間が大幅なオーバー

③提出物など社内のルールを守らない

④お休み(代行・休講)が多い

 

とこのあたりでしょう。

ただし、①集客率に関しては少し下がっているぐらいなら気にする必要はありません。

③は大人として当然。がしかし、何度言っても守らない方、多いです。

気にしていただきたいのは②遅刻④お休みです。

レッスンの終了時間は数分程度はしょうがないです。

が、遅刻はありえません。これもプロである前に大人としてNGですよね。

④お休みですが、決められた曜日・時間に担当するわけですが、

基本お休みはダメです。(冠婚葬祭は大目に見てくれると思います)

当然体調不良もです。身体を使うプロとして自己管理は徹底してください。

代行や休講を出してしまうと大幅にマイナスポイントになりますのでご注意ください。

 

昇給まとめ

なんといっても、

時間給に計算すると破格です。

若手でも多くの本数を担当できれば、かなりの高給取りになります。

 

1日5レッスンを担当できれば、

( 3,000円 × 5レッスン )×5日 = 75,000円(週給)

75,000円(週給) × 4週(ひと月) = 300,000円(月給)

 

また1レッスンが60分としても5レッスンでは5時間です。

通常のサラリーマンより労働時間は少ないですよね。

一つの施設でここまで担当することはできませんが、

たくさんの施設に営業活動をすれば、難しいことではありません。

また、小さいお子さんがいる方でも、

幼稚園に預けている間の少ない時間で稼ぐことができます。

 

今後のレッスンフィー事情

ストレス解消、体力向上、機能改善などなど、世の中は健康ブームです。

スポーツクラブやトレーニングジムはいたるところにありますよね。

専門学校や養成コースもたくさんあり、気軽に学べるようになりました。

しかし、以前よりも少しづつですが、レッスンフィーは下がりずつあります。

その理由は簡単。

 

 

① 施設の会費が下がっている

② インストラクターの増加

施設の会費が下がれば、インストラクター1人にかけられる費用も少なくなります。

また、インストラクターが増えて競争が激しくなりました。

また、スタッフが担当できるように研修したりと

フリーのインストラクターが入る隙間がどんどん少なくなってきました。

厳しいことかもしれませんが、短時間で稼げるからと安易な気持ちで目指すと大変です。

また最近の業界事情では大きなスクリーンで映像だけ流してそれに合わせて

レッスンをするようになる・・・・・・かもしれない。(遠くない未来に)

なんて話も聞いたりします。

 

つまり今後も生き残っていくためには常に努力が必要で厳しい世界であることも理解してもらいたいと思います。

裏を返せば努力しているインストラクターは見てわかります。

努力していればレッスンフィーも上がる。そう思って担当者も査定をしています。

これを見た皆さんが益々の努力と明るい未来を描いてくれると一担当者として非常に嬉しいです。

そしてこの内容がみなさんの「フィー」の知識になれば嬉しく思います。

 

 

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